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一次・二次創作を扱っています。現在ネギま!×Fate「夢破れし英雄」連載中。

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ゴミ箱まとめ1


夢破れし英雄 嘘予告 ①~⑤ 注意!
こちらの嘘予告集は基本的に存在しなかった話だと考えて下さい。
ところどころ採用された設定とは違う設定で書かれているものもありますし、嘘は嘘です。
ぶっちゃけ黒歴史なので、その辺を理解できない人はブラウザバックを推奨します。








・嘘予告①  修学旅行――決戦


 守れない。そう、悟った。
 今創り出そうとしている虚・螺旋剣ならば、あの巨体の胴体に大穴を空けることもできるだろう。
 そのまま完全消滅させることも不可能ではないはずだ。
 だが、それでは足りない。
 俺の後ろには白髪の少年と戦うネギと神楽坂。
 今、あの咆哮を放たれたら自分はともかく二人は死ぬ。
 神楽坂の魔法無効化なら――いや、ダメだ。不確定要素が多すぎる上に、それではネギが助からない。
 今この距離で、二人を守りきる盾は、俺の中に存在しない。
 瞬動では投影が間に合わず、盾の宝具は放出できない。

 そこまでを、悟りきった一瞬で理解して、士郎は決断を下した。
 防げないのならば、蹴散らすのみ。
 溜めに溜めているその力ごと、吹き飛ばしてやる。

 ならば、使える剣は一振りだけ。
 神造兵装であり、人の扱い得る最高の幻想。
 かつての相棒が携えたその聖剣でもって、神の息吹をなぎ払う。

「I am the bone of my sword <体は 剣で 出来ている>」

 衛宮士郎に許されているのは創り出すことまでだ。
 存在の鍵となること。そこまでしか許容されておらず、そこから先は越権行為。
 故にこそ、担い手にしか許されぬ『真名』。
 それを破るのならば、相応の代償が必要となる。

「約束されし <エクス>――

 だが、彼はそんなもの気にも留めない。
 彼の背に守るべき者があり、その胸に譲れぬ想いがあるのなら。
 この命を懸けるのに、何の躊躇いがあろうか。

 ――勝利の剣 <カリバー>!」

 収束した光は、背後の山さえ削り神を滅ぼした。
 湖を割り、山を削り、空を貫き消えていく。

 その光を眺め、やがて倒れた彼は、その視界の端に走り寄る少年と少女をを入れて。
 ゆっくりと意識を手放した。







・嘘予告②  VS超


 時間跳躍弾。
 これで一つの魔法が潰えたわけだが、これは何とも厄介な代物だ。
 時間とは、その領域を支配した者のみを解放する鎖の名である。
 枠の中に居る者には決して抗えず、受け入れるしかない。

 だが、幾つか。その枠に穴を空ける例外が存在する。

「斬り抉る <アンサラー>――」

 その球体は浮遊して発動を待つ。
 それは本来”相手を殺すことで切り札を殺す逆光剣”だ。

「油断ネ」

 一瞬、いや、時間と時間の繋ぎ目の出来事。
 超の時間跳躍弾は、確実に俺の体に触れ、その効果が発動した。
 黒い時間遮絶結界が起動する。

「――戦神の剣 <フラガラック>!」

 だが、殺さずとも攻撃の起点となる部位。
 その始まりのみを狙って殺すことができたのなら、何も心臓を貫く必要はない。

「がっ」

 右肩を押さえ、俺の後方ではなく“前方で”超は蹲る。

「これは、予想外ネ……ッ」

「先に攻撃したのはそちらだ。契約は破っていない」

「それはスマナカッタ。もう手出しはしないヨ」

 そう告げて、そのまま何処かに転移する。
 それを見送り、春日が二人を連れて行った方角を見やり、溜息をつく。

「やれやれ、皆忙しいようだな。学園長の所にでも行くか」

 あの老人ならば、きっと正しく祭りを楽しんでいるだろうと思い、また溜息をついた。







・嘘予告③  白天



 白き天より舞い降りし者。
 白天と名付けられたその刀は、エミヤにとっては異質な完全オリジナルだった。
 超鈴音への協力の対価として要求したミスリルのインゴットを使いきり、エミヤの刀剣の知識を総動員して作り上げた以上、白天はこの世界でも最高峰の武装となった。
 神鳴流の剣士たる刹那が扱うには、これ以上ない刀と言えるだろう。
 だが、餞別としてその刀を貰った時、正直刹那は困ってしまった。

「迷惑だったか?」
「いえ、そんな事は……ただ、私には夕凪がありますから」

 夕凪は、刹那の命の恩人とも言える近衛詠春から託されたものだ。
 かつて士郎が一度折ってしまっていて、現在刹那が所有している夕凪にしても投影によるコピーだと言うのは、刹那も理解していた。
 だが、それでも刹那は夕凪に思い入れが有り過ぎる。
 今までの戦い。士郎との出会いも、木乃香との和解も、この夕凪で越えてきたのだ。

 もちろん、刹那にとって新しい刀・白天はとてつもなく魅力的なものではある。
 刀にここまで美しさが宿るものなのかと唸ってしまう造形美に、本当に刀という枠組みに当て嵌めてもいいのか迷う超絶的な破壊力。
 士郎に言わせれば十分に宝具クラス。この世界においては破格という他ない。
 だからこそ迷う。
 魔法世界にそれ程の危険はないと言われているが、それでも新しい、自分だけの刀を持って行きたいという気持ちと。
 既にオリジナルは失われているとしても、思い出の詰まった夕凪で戦っていきたいという気持ちで揺れているのだ。

「別に普段から白天を使う必要はないさ。刹那ならば殆どの敵は夕凪で事足りるだろう。世界最強クラスと見える時の可能性として所持していればいいさ」
「そう、ですね」

 確かに、仮に夕凪が破れたとしても士郎さえ存命ならば再生は可能だ。
 コピーでもいいのであれば、こちらの世界に存在する全ての剣は代用できるだろう。
 それに、失われていないオリジナルがあるのなら、それを疎かにする必要などない。
 だが、それでも刹那にとって夕凪とは、二番目に置いておけるものではなかった。
 例えそれが複製であっても、先代の持ち主である詠春が、そして刹那自身が振るった思い出までも再現されているのなら、少なくとも刹那にとって本物と変わらない。

「でも、やはり私は夕凪で戦っていきたいんです。これは、ただの我が儘で、幼い感傷に過ぎないのかもしれません。でも、それでも……」
「刹那がそう決めたのなら、それを貫けばいいさ。振るわれてこその剣だが、使い手の心が宿らない剣に価値はない。刹那が必要として、その心を預けるに足ると感じた時、自然とこの刀を掴む事になるだろう」

 これは、もうお前の剣なのだから。
 士郎は、そう言って笑った。
 その笑顔に、刹那は安心する。これで良かったのだと、そう信じることができたから。








 だが、もしもこの時、過去を振り切りその 刀(つばさ)を手に取っていたのなら。
 あの戦いで、敗れることなどなかったろうに。








・嘘予告④  VSラカン



 巨大。大きいという事は、ただそれだけで上位の概念足り得る。
 本来、剣というものは人間が扱うという特性上、一定の枠内から飛び出るものではない。
 故に、ラカンの使う斬艦剣は、創造理念・設計思想からしてデタラメ極まりない。
 だが、その質量を崩壊させずに維持している、というただその一点においてだけでも、その剣群を評価することができた。

 しかし。
 だからと言って、宝具に敵うはずもない。

「体――は剣で出来ている」

 デュランダル。宝具の中でも最高峰の切れ味を誇り、数ある名剣の中でも真名解放のリスクが小さい。
 だが士郎は、真名さえ解放する必要がなかった。
 そもそも、巨大さだけという、単一概念程度の武具が、宝具と打ち合うことからして間違っている。
 気・魔力による強化はどこまでやっても概念的に脆い。
 巨大であるという概念は、その破壊力には絶大な作用を齎す一方、強度の面においては虚弱だ。
 故に、あらゆる要素において、その激突は士郎の勝利で幕を下ろす。

「うぉぅっ!?」

 しかしラカンのアーティファクトは厄介だった。
 己の魔力を使うでもなく、ほぼ無尽蔵に雨あられと剣が降ってくる。
 それを全て、デュランダルによって切り裂きながら、士郎の心眼は現状を打破する為の戦術を導き出す。
 懐から取り出したるは一枚二十万はするという関西謹製の転移魔法符。
 それで、約2キロの距離をとった。

「そこか!?」

 ラカンほどの相手ならば、一瞬で発見されるのは織り込み済み。
 要は、こちらが被弾するまでのおよそ4秒、その間に絶対の一手を用意するだけ。

「我が骨子は捻れ狂う」

 ラカンの射出剣、被弾まで約1.8秒。
 空間を捻じ切るカラドボルグならば、こちらの世界によるいかなる防御も通用しない。
 迫る剣群など視界に入れぬ。目標とするべきはただ一つ、敵である男のみ。

「偽・螺旋剣!<カラドボルグⅡ>」

 その刹那、あらゆる障害は消滅した。
 同時に、ラカンは自分の死を直感する。
 かつて一度だけ味わった絶対的な死の予感。
 それを、こんな名も知らぬ相手から感じる事に驚く暇もなく、ただ全力でその場を離脱する。

 だが、『避けられた』程度で的を外して、何が弓の英雄か。
 その行動さえも読み切って、螺旋剣は追随する。着まではおよそコンマ7秒。
 その瞬間に、どうやっても逃れられない事を理解したラカンは、生き残る為の唯一を選択した。
 それは、自爆とも呼べる、広範囲殲滅攻撃。着弾の瞬間、自分を中心に、自分も含めてふっ飛ばし何とか有耶無耶にしようという魂胆だった。

 しかし、それが本能的な超テキトーな作戦だったとしても、偽・螺旋剣に追尾機能がない以上、一度決定的に外れてしまえば以後の追撃はありえない。
 『壊れた幻想』もラカン捨て身の自爆と相殺されてしまった。
 故に、ラカンのダメージは自爆による自傷と、掠った事による全身骨折くらいなものである。

 まさか、自分の切り札の一つを、この世界の戦士に無効化されるとは思いもよらなかった士郎は、驚愕に追撃を忘れてしまった。
 全く、なんてデタラメ。これ程の不条理を感じたのは、あの宝石翁と対峙した時以来だ。
 一応、生存を確認する為に完璧にクレーターになった岩肌に降りる。
 本当に不思議だが、奴は息をしている上に意識まであった。

「おう、何だ、ありゃあ」
「教えてやる義理はないな。千の刃。これに懲りたら、二度とあんな真似はするんじゃない」
「は、そりゃあ約束できねぇな。あれを止めろってのは俺に死ねって言ってるのと同じだぜ」
「ならばここで朽ちればいい」

「んだよ固えな。たかだかスカートめくりぐらいだろうが。何でそれがこんな地形変えるバトルになってんだ」
「貴様が無駄な抵抗をするからだろう」
「無駄ってお前、抵抗しなきゃ殺す気だったろ」
「ああ。貴様のような変態は滅んだ方が世界の為だな」
「ハハハ、まさか止め刺して行こうなんて考えてねぇよな?」
「何故、止めを刺さない理由がある?」

 しばし、お互い笑い合う。

「というのは冗談だ。これをプレゼントしよう」
「はぁ!?何言ってんだ」
「まあ持っておけ。どうせ動けないだろうがな」

 そう言って干将を奴の腹に置く。

「ではな」
「おいおい、このまま置いて行かれると死にそうなんだが」
「大丈夫だ。貴様のような類は殺しても死なん」
「っておーい! ホントに行きやがったよ……」

 満身創痍のくせして、次やったら俺が勝つな……などと自信満々で勝ち誇っている辺り大物なのかもよく分からない。
 ちなみに、士郎が去った後、再びクレーターの中で爆発が起こり、虫を潰したような悲鳴が轟いたらしいが無害である。






・嘘予告⑤  Interlude X


 京都への道中。士郎には一つだけ目的があった。
 刹那から依頼された近衛木乃香の護衛とは全く別の、個人的な目的。
 京都に行くにはかなりの遠回りになってしまったが、知ってしまった以上、これだけは確認しなければならなかった。

「ここか…」

 駅から降りて、広場を見渡す。
 所々見知ったものを見受けるものの、やはり見覚えがある、とまでは言えない。

「京都は、結構似ていたんだがな…」

 そう、ここは冬木市。並行世界における、士郎の故郷だった。









 別に、そこに遠坂凛や、間桐桜の影を求めたわけではなかった。
 既にこの世界において聖杯戦争、もしくは類似する闘争が存在しない事は確認している。
 そもそも、魔術の在り方が違う世界なのだ。故郷である冬木が存在するとも思っていなかった。

 しかし、考えてもみれば、冬木は高位の霊地ではあったが、直接的に魔術に関わっているわけでもない。
 確かに聖杯戦争は冬木で起きたものだが、それが即街そのものの否定に繋がるはずもない。
 ただ、その街並みを眺めれば、ここが自分の世界でないという事がよく理解できた。
 深山の住宅街は近代化されていたし、お山の柳桐寺も存在しなかった。
 もちろん衛宮の武家屋敷なんてないし、坂の上の幽霊屋敷も、おそらくアインツベルンの城もないだろう。
 ただ、一つだけ共通して存在していたものもあった。

 藤村組。

 もう一人の姉を思い出す。彼女を思い出すことがそもそも、一体何年ぶりなのか。それさえ忘却の彼方にあった平和の象徴。
 記憶と変わらぬその建物を、表札を、そして、かつての姉を。
 認識した瞬間に、士郎は逃げた。
 見ていられるはずがない。
 それは、士郎が夢の、理想の為に捨てた、衛宮士郎の日常そのものだったのだから。
 自分がどこを走っているのかも、自分が何で走っているのかも忘れて、ただ激情に身を委ねた。

「は、はは、は」

 疲れを知らぬ体が、今は恨めしい。
 すぐに自分を取り戻す強靭な精神力が、今は恨めしい。
 ここでは単なる墓所になっているお山で、独り苦笑が漏れる。
 でも、幸せそうな彼女の姿を見れて、本当は泣きたいほど嬉しかったのだ。
 自分なんかと関わらなければ、彼女はあんなにも幸せなまま生きられたのだ、と。
 それが泣きたくなるほど嬉しくて、同時に、死にたくなるほど悔しかった。

「この世界に衛宮士郎は存在しない。なら、ここにいる藤ねえも、やっぱり俺の知っている藤ねえじゃない。でも、それでも、あの人が笑って生きていく為ならば――」

 この世界ぐらい、守ってやろう。今度こそ死なせはしない、と。
 もしかしたら、それこそが、自分がこの世界に来た理由なのかもしれない。
 そんな、あまりにも陳腐な夢想を抱いて、夢破れたかつての英雄は、再び守るための戦場に舞い戻った。










まぁこの程度の黒歴史なら可愛いモンだよね。昔書いたエヴァ小説とか酷いもんなー(拍手)
 
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ありがとうございます!

嘘でも文章力高くて羨ましいです
何やってんだラカン&士朗ww
エヴァ小説……だと……?
読みたくなっちゃったじゃないか!!

2010.03.03 | URL | ぺこぽん #- [ 編集 ]

Re: ありがとうございます!

まぁ、あのラカン戦の前にはネカネ関係で色々あって……という設定で書いてますので。嘘予告の4は別名ネカネ同行編その後でもあるのです。
実際に本編中にあった出来事か、はともかくとして。ラカンに勝っちゃったってのは当時色々言われたからなー。
それと、流石にエヴァSSを世に出す度胸はないわ。他にも純FateSSとかCLANNAD SSとか、なのはSSとか書いてる時期もありましたが。
ちなみに、純ネギまSSは書いた事ないです。

2010.03.04 | URL | 夢前 #qiIB0A1Q [ 編集 ]


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